2012年02月06日

ものづくりって・・。

ものづくりって・・。

もの、商品を作ること。


製造加工業とは、手間賃をいただく事。
一枚幾らで受注し、経費を差っ引いた残りが収入です。


【売上】は僕達の努力ではどうにもなりません。
だから僕達は効率を考えます。


誰かが売れそうなものを考え、それをいろんな方法で売ってきます。
売れそうな数だけ僕達は受注します。


利益を残すには経費率を下げること。
つまり効率を上げることを考えます。


材料費を仕入れ業者にお願いし、安くしてもらうこと。
運賃もそう、梱包資材もそうしてきました。


モノが売れている時代はこれでよかったのですが、


前が売れてないから・・。
ただそれだけの理由で加工賃を下げられる。


経費で一番大きい部分といえば、人件費です。
人件費って下げられないですよね。


よーく考えると、加工賃て人件費なんですよね。
ものづくりの現場では、
何もかも、材料+人件費がものの値段なんです。


商品の値段を下げないと売れないから人件費を削れ!ということになるんです。


すると、どうなるんでしょか?


こういう計算式になることがだんだんと分かって来ました。

僕の収入=売上(他人のアイデア)
    ー(経費(他社様の従業員のお給料が含まれる))
    ー(自社の従業員のお給料)



なんとさびしいことでしょう。


僕の収入は他人がたくさん売れるものを考えてくれるか、
他人のお給料が下がらないと上がらないんです。


僕がやってきたビジネスモデルでは、
僕(たち家族)の収入は、他人の努力もしくは他人の痛みによって左右されるのです。


言い換えると自分の収入を自分で決められない。


ここに気づいてしまったのです。


自分で自分の収入を決められる方法ってなんでしょう?
いろいろあります。


僕の人生で身につけてきたことを活かしながらその方法を見つけないといけません。


それは、ものづくりを辞めることだったのです。


製造業という名の「ものづくり」からの脱却し、
ものづくりを創造業というジャンルに押し上げるべきだと・・。


「かちづくり」


自分が作った商品やサービスに価値を持たせ、お客様に直接届ける。


単純なことですがものづくりの現場に長いことい続けるとこのことに気付けないんです。



この方法がわかれば僕は、僕の会社は変わるかもしれない。


2008年、そう決意し、僕はインターネットの通販事業を始めます。



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