縫製事業とインターネット通販事業。
2008年11月。
僕は困っていました。
経営者として何をどうしていいのか?
悩み苦しんでいました。
前も書いたとおり突然、前触れもなく僕は経営者になりました。
父の死をきっかけに急にです。
気楽な生活は一変しました。
取引先との交渉、工場の段取り、お金の工面。
仕事さえこなしていれば「飯が食える」時代ではありません。
その頃の僕はただ我武者羅に働きました。
働く・・。作業です。
作業で体を動かすことが仕事と思っていたのです。
3年前の僕は、作業が仕事と思っている経営者だったのです。
何かおかしい!と気づいて履いたものの何をすればいいかわからない。
眼の前にある仕事をただただ消化していくだけの毎日。
資金繰りもうまく行かない。
そりゃあそうです。
僕は経営をしていたわけではなかったのですから・・。
後に気づくのですが、ある人から教わりました。
経営者が経営をしなくても食える時代があった。
ものづくりをしてきた僕達の先輩たちは、その時代を生きただけだったのです。
僕の父も例外ではありません。
そして、父を見て仕事を覚えた僕も・・
仕事をたくさんこなせば生活できるだけの収入を得られる。
って勘違いしてしまっていたんです。
みーんなそうだったんです。
僕の周りにはそのことに疑いを持つ人はいなかったのです。
一生懸命仕事を取りに行きました。
おかげさまで年中忙しい・・。
「忙しいっ?」この言葉が挨拶になってるんです。
忙しいこと=儲かってること。の時代はとっくに終わっていたんです。
それにもっと早く気づくべきでした。
あとの祭りです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2008年10月。
縫製事業を続けることに疑問をじ感じ、始めたインターネットの通販事業。
レリーソールはまずまずの滑り出し。
発売初月は約9万円の売上。
当初の目標は30万円/月。
小さな目標です。
その目標は約一年で達成することが出きました。
縫製事業とインターネット通販事業。
まだ20対1です。
1を10に出来れば・・。
変えられるかもしれない。
もっとインターネット通販事業の売上を伸ばそう!
もっと足の臭いの救世主レリーソールを販売していこう。
関連記事