足の臭いの救世主登場
2008年、春。
僕の会社に石川さんが工場長としてきてくれるようになりました。
前の年に、下請工場にドロンされかなりの負債も背負いました。
お金も損しましたが、それ以上にきつかったのは、
受注が残っていたことです。
その受注をこなす為に人手が足りず、
縁あって助っ人としてきてくれたのが石川さんでした。
この人がある日僕にこういいます。
「社長の足臭いですね。」
失礼なヤツでしょう。
人に面と向かって「足臭いですね。」ですから。
どうでもいいですが、かなりのものでした。
僕の足の臭い。
納豆に酢を入れて、ぬか床で混ぜ合わせたような臭い。
異臭と言ってもいいでしょう。
僕はけっこう明るい性格です。
自分の足が臭いぐらいではくじけません。
むしろ楽しんでしまいます。
一日履いた靴下を寝ている妻の鼻の上において楽しんだり。
足臭(あしくさ)ビーーーーーーッム!!
と叫びながら息子に攻撃を仕掛けたり。
足の臭いを楽しんでいました。
でも、飲み会が困るんですよね。
家族はいいとしても、他人は・・。
お座敷で靴を脱がないといけないような飲み会は悩みます。
仕事先から直行というわけには行きません。
一度家に帰ってお風呂入って足を洗って、
新しい靴下に変えて新しめの靴にはきかえて出かけなくてはなりません。
それがめんどくさくて断ったりもしました。
それほどくさかったのですから、
石川さんが「社長の足臭いですね。」と言われても仕方がなかったのです。
石川が続けます。
「いいものがあるんですよ。」
と見せてくれたのがこれです。
なんだこれ!?
「足の臭いの救世主です。」
黒体がこの中には入っています。
社長!一回これで社長の足の臭いが消えるかどうか試してくれませんか?
これが、足の臭い対策中敷きの開発お始まりでした。
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