ものじゃなく、価値。

シャア

2012年02月13日 10:04

レリーソール。

足の臭いの救世主レリーソール。

モノ、プロダクツというくくりだと「消臭中敷き」とか「インソール」
100円ショップにいけば「活性炭入りインソール」ということになるでしょう。


100円・・。


利益は数十円。


BtoBの商売なら100円はないにしても、
卸価格で販売することになります。


1000円なら400円前後でしょうか。


ものづくりの視点からいけば材料代、人件費などを差っ引くと
利益は100円ちょっと・・


モノとしての価格から算出するとこうなります。

小売店では、いつ売れるかわからない品物を仕入れるわけですから、
こうなってしまうんですよね。


各バイヤーさんは売れそうなものを発掘し、
1円でも安く仕入れし、作り手の「思い」など無視した価格設定をするわけです。


僕たち作り手は「やってらんねえぜ!」ってことになるわけです。
いいものを作っても「売れそうな価格」の値札を付けざる得ない・・。


スーパーデフレの世の中それもしょうがないこと・・わかっています。


だったら、もうその土俵から去る以外ないのです。


100個作って得る利益が、
商品の魅力を使ってくだるお客さまに伝えることができれば、

10個作るだけで得られる。


僕のお客さま。

100円ショップで通りがかりに活性炭消臭インソールを見かけます。
「そう言えば俺足くせーんだよな、
 100円だったらもし効果がなくても別にいいや。勝ってみようか・・」

って、人ではないんです。


その人は足の臭いで悩んでいます。
明日は彼女とデート。
映画を見て、食事をして、お酒を飲んで・・。
勝負の夜。

でも、足が臭い。
さあこれから!

というときに、ぷゎ~~んと納豆のような香りが・・

彼女は臭いに敏感です。

「足が臭い人嫌いっ!」


なんてことになったら今までの努力が水の泡・・。


足の臭いの悩みは時と場合によっては深刻なのです。

検索窓に「足の臭い」と入れてみた。


足の臭いの救世主!?
どれどれ・・


そうです。

僕のお客さまは足の臭いで困っている人。
僕が幸せのお手伝いが出来る人は「足が臭い人」


モノではなくカチをお届けする。


足の臭いがなくなるという価値。


そこに喜んでお金を落とす人がいるはず。
そう思ったのです。


2008年10月21日にレリーソールのサイトをオープンしました。
足の臭いが気になる人たちに向け一通の手紙を書きました。


足の臭いが気になる皆様へ

次の日に早速注文が入りました。


うれしかった~。
この日の喜びは今でも絶対に忘れません。


はじめてレリーソールに・・、僕の提案に・・、
お金を支払ってくださった最初の日。


10月は一週間ほどで20人ほど注文していただきました。
そして、使っていただいたお客さまからメールをいただきました。

2008年10月29日のメールです。

「お世話になります。この商品はすごいでね。
主人が帰って来るとおそるおそる靴下の臭いを嗅いでみましが、
まったく臭いがしないのには驚きました。

今まで洗濯した後でも臭いがしていたんですから。
とても良い商品を知る事ができて幸せです。」 

2008年10月22日ご購入 山口県 Y様










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