ものじゃなく、価値。
レリーソール。
足の臭いの救世主レリーソール。
モノ、プロダクツというくくりだと「消臭中敷き」とか「インソール」
100円ショップにいけば「活性炭入りインソール」ということになるでしょう。
100円・・。
利益は数十円。
BtoBの商売なら100円はないにしても、
卸価格で販売することになります。
1000円なら400円前後でしょうか。
ものづくりの視点からいけば材料代、人件費などを差っ引くと
利益は100円ちょっと・・
モノとしての価格から算出するとこうなります。
小売店では、いつ売れるかわからない品物を仕入れるわけですから、
こうなってしまうんですよね。
各バイヤーさんは売れそうなものを発掘し、
1円でも安く仕入れし、作り手の「思い」など無視した価格設定をするわけです。
僕たち作り手は「やってらんねえぜ!」ってことになるわけです。
いいものを作っても「売れそうな価格」の値札を付けざる得ない・・。
スーパーデフレの世の中それもしょうがないこと・・わかっています。
だったら、もうその土俵から去る以外ないのです。
100個作って得る利益が、
商品の魅力を使ってくだるお客さまに伝えることができれば、
10個作るだけで得られる。
僕のお客さま。
100円ショップで通りがかりに活性炭消臭インソールを見かけます。
「そう言えば俺足くせーんだよな、
100円だったらもし効果がなくても別にいいや。勝ってみようか・・」
って、人ではないんです。
その人は足の臭いで悩んでいます。
明日は彼女とデート。
映画を見て、食事をして、お酒を飲んで・・。
勝負の夜。
でも、足が臭い。
さあこれから!
というときに、ぷゎ~~んと納豆のような香りが・・
彼女は臭いに敏感です。
「足が臭い人嫌いっ!」
なんてことになったら今までの努力が水の泡・・。
足の臭いの悩みは時と場合によっては深刻なのです。
検索窓に「足の臭い」と入れてみた。
足の臭いの救世主!?
どれどれ・・
そうです。
僕のお客さまは足の臭いで困っている人。
僕が幸せのお手伝いが出来る人は「足が臭い人」
モノではなくカチをお届けする。
足の臭いがなくなるという価値。
そこに喜んでお金を落とす人がいるはず。
そう思ったのです。
2008年10月21日にレリーソールのサイトをオープンしました。
足の臭いが気になる人たちに向け一通の手紙を書きました。
足の臭いが気になる皆様へ
次の日に早速注文が入りました。
うれしかった~。
この日の喜びは今でも絶対に忘れません。
はじめてレリーソールに・・、僕の提案に・・、
お金を支払ってくださった最初の日。
10月は一週間ほどで20人ほど注文していただきました。
そして、使っていただいたお客さまからメールをいただきました。
2008年10月29日のメールです。
「お世話になります。この商品はすごいでね。
主人が帰って来るとおそるおそる靴下の臭いを嗅いでみましが、
まったく臭いがしないのには驚きました。
今まで洗濯した後でも臭いがしていたんですから。
とても良い商品を知る事ができて幸せです。」
2008年10月22日ご購入 山口県 Y様
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