「売りたい」から「伝えたい」へ。

シャア

2012年02月17日 16:20

ものづくりをやめ、もの売りへ少しずつシフトして行きました。

縫製事業を残しつつインターネット通販。

お客様から毎日のように届く感謝の言葉。
僕の毎日には「ありがとう」と言う言葉があふれるようになって来ました。


今日もお客様から頂いたメールを紹介します。


レリーソールですが、最高です§^。^§

現在彼がレストランでの仕事場を中心に使用しています。

まず足の疲れが出ないと言っていました。
それと足の臭いがおさえられてるそうです。


今まで接客中、お客様が足の臭いで嫌な思いをしているのでは...(-_-;)


と仕事に集中出来なかった状態が、初日レリーソールを使用して帰ってくると「これイイ!これイイ!」を連発していました。


どうしてもレストランだと長時間の立ち仕事で靴の中も汗をかき出します。気を取られて集中出来なかった状態から今ではお客様に対し笑顔を自然に出せているそうです。


本当に良かったです。
ありがとうございましたm(_ _)m



今後とも私の彼の様に笑顔を増やしていって下さい。
ありがとうございました。


と、いった内容のメールが送られてくるようになりました。
モチベーションが下がることがなくなりました。

ありがとう。と言う言葉は何よりのご褒美である。

そう感じる毎日になりました。


白状します。
最初はそうじゃなかったんです。


ただ、いいもの作って販売して儲けたかったんです。


でも、それがだんだんと変わってきたんです。
ただ、売りたい・・。

が、

もっと伝えたい・・。
もっとお客様の喜びの声を聞きたい。


そんなふうに変わって行きました。

足の臭いを解決できただけでお客様はこんなに喜んでくれる。

もっと喜ばせることができないだろうか?

僕は、商売の基本を身をもって体得できたのです。

教えてくれたのはお客様です。
お客様の喜びの声だったんです。


その頃からです。
僕は思います。


今の日本って、日本人って・・それを忘れてしまったんじゃないか?

って思うようになりました。
みんながそうじゃないです。

忘れてしまった人が増えすぎた・・。

だから、暮らしにくいんじゃないかって・・。


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ものづくり(縫製業)だけをしていた頃、
僕は「ありがとう」って言ってもらったことがありませんでした。

毎月10000枚とか布団カバーを作るんですよ!

指示書どおり製品に仕上げるのは当たり前。
納期通り納めるのは当たり前。

「ご苦労さん!」の一言があれば、まだ救われます。

それもない・・。

みんながみんなそうじゃないのはわかっています。
僕も悪かったかもしれない。

せめて「やる気」損なうような言動はしてほしくなかった。

「ありがとう」の対義語?

それは、「当たり前」なんですって。


当たり前なことに感謝などあったもんじゃないんです。

当たり前なことに感謝してもらってこそまた明日もがんばろうって気になるんですよね。


ものづくりの現場ではそんな事も忘れられてしまうんです。




もう、愚痴はやめますね。



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僕は人を喜ばす方法を知ることができました。

人を喜ばす方法を知りことが出来れば、
自分が幸せなんだと気づくこともできるんです。


伝えたい・・。

レリーソールからアロテナへ・・。


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